この前、カードリーダーが突然使えなくなってお客さまにご迷惑をおかけしてしまったんだよね
そんな時のために複数の決済代行サービス会社と契約しておくといいですよ
- 決済代行サービス会社は複数導入しておく方が良い
- リスク分散によって機会損失を防ぐことができる
- 互いの弱点を補える
- Airペイ決済手数料ディスカウントプログラムに参加できないデメリット
決済代行サービス会社と複数契約するメリット
キャッシュレス決済を導入する際は、複数と契約(アカウント作成)しておくことをおすすめします。
2つの大きなメリットがあるからです。
- システムトラブル時のリスク分散
- 弱点を補完しあえる
システムトラブル時のリスク分散
複数契約する最大のメリットがリスク分散です。
業務中、メインで使っている決済端末が突然使えなくなることがあります。
よくある原因としてカードリーダーの充電切れがありますが、中には原因不明で使えない時もあります。
他にもPOSレジアプリが開かないといった可能性も考えられます。
そんな時に別の決済代行サービス会社の端末やPOSレジアプリがあれば、切り替えてキャッシュレス決済対応が可能です。
現金をお持ちでないお客様が会計できないといった機会損失や顧客満足度の低下を回避できます。
僕が使っているAirペイのカードリーダーは使えなくなることがたまにありますが、すぐにSquareや楽天カードリーダーに切り替えて事なきを得ています…
カードリーダートラブルは意外に多い?
Xを見てもカードリーダーのトラブルはたびたび発生しているようです。
突然カードリーダーが故障してしまいました(泣)
— どぜう季節料理 大門 (@noburniper) August 5, 2024
暫くの間、現金かペイ払いのみとさせて頂きます。
申し訳ありませんがよろしくお願いしますm(_ _)m#どぜう大門#西新井大師#カードリーダー故障
2024/07/14(日)は13時30分〜18時30分の営業予定です🐢
— マツザキ商店(横浜)その2 (@yokohama2zaki) July 14, 2024
店頭のカードリーダーは一夜明けても電源が入らず…故障してしまったようです。できるだけ現金もしくはQRコード決済のご利用をお願いいたしますm(_ _)m https://t.co/FlivJUkL90
お客様の不満につながることも
カードリーダーが使えなくなれば、お客様側の不満につながることもあります。
今日のハイライト
— ミコラス (@z5wsPx87nzQmXvQ) March 18, 2023
かばん屋で好みのを見つけて、悩み抜いた末買うことを決め会計持ってったら、カードリーダー壊れてて使えない
現金足りない
…しょうがねえ寮まで戻る、かばん屋でcash onlyはキツくない?!
ガンダする、まってろ私のオリーブ色
人ごった返し、焦る気持ちを抑えて人波を縫うように歩く
美容室が終わって帰宅。会計をカードにしようとしたらカードリーダーが何故か起動しなくて泣く泣く現金払いに……。私がカードを使おうとすると高確率でトラブルのはどうして……?😭
— ぬまっくす@強く生きる (@haro0611) April 24, 2021
弱点を補完しあえる
決済代行サービス会社は、それぞれ得意とする機能を持っています。
それらの機能を活用することで、別の決済代行サービス会社にはない機能を使うことができます。
たとえば、組み合わせることで対応決済の種類を増やすことができます。
Squareでは銀嶺カード(中国シェアNo.1のクレジットカード)に対応していませんが、Airペイ/AirペイQRはインバウンド対応することが可能です。
逆に、AirペイはLINEやメールでの決済機能はありませんが、Squareでは決済が可能です。
決済代行サービス会社を複数導入するデメリット
デメリットは、アカウント作成の手間や費用、システムによって2度打ちが発生することなどがあげられます。
デメリットはありますがメリットの方が大きいと考えています
決済サービス会社ごとにアカウント作成の手間がかかる
キャッシュレス決済を利用するためには、決済代行サービス会社にアカウント作成して登録する必要があり、作成時の労力や手間がかかります。
費用の発生
決済端末の購入のための初期費用が発生することがあります。
また決済代行サービスによっては、固定費(月額利用料)がかかることもあります。
金額の2度打ちが発生することがある
導入した複数の決済システム同士が連動できない場合、会計時にそれぞれの決済サービスごとに金額を入力する必要があります。
キャンペーンプログラムが適用されないケースがある(Airペイ)
決済代行サービス会社が行っているキャンペーンプログラムが適用されないケースがあります。
今のところAirペイでのみ確認していますが、
・キャッシュレス導入0円キャンペーン
・決済手数料ディスカウントプログラム
については、他社サービスと一緒に使う時は要注意です。
キャッシュレス導入0円キャンペーンでは、無料iPad貸与がありますが、Airペイをメインで利用することが前提となっています。
貸与されたiPadでSquareメインで使うのはNGで、極端にAirペイの使用回数が少ないと返還を求められる可能性があります。
また、2024年12月より始まったカード決済手数料が2.48%になる「決済手数料ディスカウントプログラム」は、MasterCard/VISAについては、Airペイ以外の端末を利用していないことが参加条件の一つとして明記されてしまっています。
これらにひっかからない方法として、整備済み品(中古)iPadを自身で購入し、Squareをメイン決済として利用し、Square未対応の決済をAirペイを使う方法などが考えられます。
キャッシュレス決済は複数導入をしておこう
複数の決済サービス会社と契約しておくことで、カードリーダーやPOSレジアプリが使えないといったトラブルにも対応が可能になります。
また、対応決済が増えたり、対面だけでなくオンラインでの決済もできるようになったりなどメリットがとても多いです。
ぜひキャッシュレス決済は複数決済サービス会社を導入しておきましょう。
おすすめの組み合わせはAirペイ/AirペイQRとSquare
おすすめの組み合わせはAirペイ/AirペイQRとSquareです。
詳しくはこちらの記事で解説しています。