決済代行サービス会社「Airペイ(エアペイ)」について解説します。
Airペイがおすすめの個人事業主
- 対面販売が中心でオンライン取引は少ない
- インバウンド対応など、なるべく多くの決済に対応したい
- 維持費・導入コストを抑えたい
Airペイは、コストを抑えて、多くの決済に対応したい個人事業主におすすめです。
ただし、ほぼ対面販売での決済しか使えないため、オンライン取引が多い方はSquareと一緒に使うのがおすすめです。
Airペイのキャンペーン情報
Airペイキャンペーン情報
>>【Airペイ】キャッシュレス導入0円キャンペーンの詳細はこちら
(https://airregi.jp/payment/campaign/cashback/201704/)
2024年12月より「決済手数料ディスカウントプログラム」実施中!
クレジットカード決済手数料3.24%→2.48%へ
Airペイのメリット・デメリット
- 低コスト
- 対応している決済が多い
- 入金サイクルが比較的早い
- 関連サービスが豊富(予約管理、シフト管理など)
- サポート体制が充実
- 国内企業の安心感
- iPad(またはiPhone)が必須
- Android端末は使えない
- 入金口座にゆうちょ銀行は登録できない
- オンラインでのキャッシュレス決済には対応していない
- カードリーダーのバッテリーの持ちが短い
- サポート電話がつながりにくい
Airペイの主なメリットは、維持費がかからない上に、決済種類が多いことです。
また、予約管理やシフト管理など必要な機能を柔軟に増やせることも特徴です。
一方、Airペイの主なデメリットとして、Android端末が使えないこと、入金口座にゆうちょ銀行を指定できないこと、対面決済専用でオンライン取引には対応していないことなどが挙げられます。
カードリーダーのバッテリーの持ちは長くありませんが、常時充電をしておけば問題ありません。
Airペイの運営企業
Airペイは、日本企業の株式会社リクルートが運営するAirビジネスツールズサービスの一つです。
2015年10月に提供が開始され、2023年9月末時点で加盟店舗数は43万超え、導入率1位のサービスです。
『Airペイ』について
引用:『Airペイ』、Apple社の「iPhoneのタッチ決済」に対応開始 iPhoneひとつで、タッチ決済が受付可能に
『Airペイ』は、カード・電子マネー・QR・ポイントも使えるお店の決済サービスです。iPadまたはiPhoneと専用カードリーダー1台があれば、全68種の決済手段に対応できます。 2015年10月にサービス提供を開始し、2023年9月末時点で加盟店舗数は43.0万(※1)を超え、導入率No.1(※2)のお店の決済サービスです。加盟店舗数は拡大を続けており、美容、飲食、小売、サービスなどの幅広い業種に加え、地方自治体と包括連携協定を結ぶなど、全国各地で導入が進んでいます。
「Air」の由来
Airという言葉は、空気のように存在を意識しなくても業務ができるようなサービスになりたいという意味が込められています。
Airという言葉には、まるで空気のようにあたりまえに、使う人が存在を意識しないほど、
引用:リクルート|Air ビジネスツールズのサービス
毎日の業務の中で自然な存在でありたい、という想いが込められています。
Airペイが対応している決済
クレジットカード | |
---|---|
電子マネー (交通系IC、QUICPay、iD) |
Airペイは、クレジットカード主要7大ブランドと電子マネー(交通系IC•QUICPay•iD)に対応しています。
ただし、nanaco・WAON・楽天Edyには対応していません。
AirペイQRの同時申し込みでQRコード決済にも対応できる
さらに、オプションのAirペイQR(無料)も一緒に申し込むことで、QRコード決済にも対応でき、 ほとんどの決済をカバーできます。
QRコード決済 |
---|
Airペイのコスト
Airペイを利用するにあたり必要なコストは、3つです。
- iPadの購入費
- カードリーダーの購入費
- 決済手数料
ただし、キャンペーンによりiPadとカードリーダーは無料で貸してもらえることがあります。
その場合は決済手数料だけがAirペイ利用にかかるコストとなります。
なお月額固定費は一切かかりません。
決済手数料
Airペイの決済手数料
Airペイの決済手数料は業界最低水準の3.24%です。
クレジットカード | 3.24% | |
---|---|---|
電子マネー (交通系IC、QUICPay、iD) |
AirペイQRの決済手数料
AirペイQRは、Airペイに追加して申込めるサービスです(単独申込みも可)。
AirペイQRの決済手数料は、Coin+が1.08%、その他3.24%となっています。
QRコード決済 (AirペイQRで対応) | 3.24% | |
---|---|---|
1.08% |
※COIN+とは、リクルートと三菱UFJ銀行の合弁会社が運営している決済ブランド
導入費・維持費・固定費
Airペイは、下記すべて無料です。
- Airペイアカウント(AirID)の作成費用
- 入金時の振込手数料
- 月額料金
解約費用
解約費用も無料です。
契約期間のしばりもないため、もし不要になった時もいつでも解約可能です。
ただし、キャンペーンでiPadとカードリーダーをレンタルしている場合は、返却するための送料が費用として発生します。
Airペイ/AirペイQRの入金サイクル
Airペイの入金サイクルは業界トップクラスの早さです。
登録している銀行口座によって月6回か月3回のどちらかになります。
- みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行:月6回(約5日ごと)
- その他の銀行:週3回(約10日ごと)
(ゆうちょ銀行は不可)
AirペイQRは月1回の入金サイクルとなっています。
Airペイ利用に必要な機器・決済端末
Airペイ利用にはiPadまたはiPhone、そしてカードリーダーが必要です。
カードリーダー
Airペイの決済端末はカードリーダー1種類です。
1台目は無料で貸してもらえるため、導入時に費用がかかりません。
なお、追加購入する場合は19,800円(税抜)必要です。
iPadまたはiPhone
Airペイでは、iOS端末(iPadまたはiPhone)が必要です。Android端末は非対応です。
AirペイタッチはiPhoneのみ対応
「Airペイタッチ」手持ちのiPhoneをタッチ決済端末にしてクレジットカード決済(Apple pay)を受け付けできるサービスです。
Airペイタッチは、申込後の審査が最短15分のため、すぐに始められるのが特徴です。
AirペイタッチはiPhoneだけしか使えませんので、利用するには別途用意が必要です。
Airペイと連携可能な外部サービス
Airペイと直接連携できる外部サービスはありません。
ただし、POSレジアプリのAirレジを介して、間接的に様々な外部サービス(会計システムなど)と連携が可能です。
Airペイの審査・導入スピード
Airペイタッチは、申し込みから最短15分で利用できます。とりあえずカードのタッチ決済(VISA、MasterCard、AMEX)だけでも急いで導入したい時に助かります。
Airペイタッチ以外の審査は3日程度かかり、そこから最初の決済が利用できるまで10日前後かかります。
決済の種類によって利用開始日が異なり、全ての決済が利用できるようになるまで1ヶ月を超す場合があります。
Airペイのサポート体制
2024年7月より、電話とオンラインチャットの受付時間が大幅に拡充されました。
年中無休ですので、土日や祝日に営業している個人事業主も非常に安心です。
- 電話(9:30~23:00 年中無休)
- オンラインチャット(9:30~20:00 年中無休)
- メール
Airペイの拡張機能
Airペイは、iPhoneでカード決済を受付できるAirペイタッチの利用が可能です。
Airペイ申込時に作成するAirID(アカウント)があれば、Airレジなどの様々なサービスも簡単に利用できます。
引用:AirIDとは
Airペイの料金プラン
Airペイの料金プランはありません。
月額固定費無料で、決済手数料のみとなります。