AirペイとSquareを使っているけど、nanaco・WAON・楽天Edyにも対応したいなあ
当サイトでおすすめしている、Airペイ(エアペイ)やSquare(スクエア)は、電子マネーの「nanaco、WAON、楽天Edy」には対応していません。
本記事では「nanaco、WAON、楽天Edyにも対応したい」という方のために、僕が実際に無料で導入した方法をご紹介します。
おすすめは楽天ペイ
僕が導入したのは楽天ペイです。
楽天ペイは低コストで入金サイクルが非常に早いといったメリットがあるからです。
カードリーダーを無料でもらえる
楽天ペイは、カードリーダー導入キャンペーンを実施中で、カードリーダーを無料でもらうことができます。
維持費もかからないため、かかるコストは決済手数料だけです。
決済手数料が業界最安水準
決済手数料は3.24%と業界最安水準です。
決済手数料が2.95%となっているのは税抜きで、税込みでは3.24%です。
楽天銀行なら売上金は翌日振込
入金先が楽天銀行なら、楽天ペイで受付けた決済の売上金は、土日祝日に関係なく翌日に振り込まれます。
資金繰りが非常に楽です。
インバウンド向け決済サービスはアジア圏のQRコード決済に対応可
あなたの店舗にアジア圏からのお客様が多くいらっしゃるのでしたら、インバウンド向け決済サービスも導入しておくのがおすすめです。
インバウンド向け決済サービスは、中国、香港、台湾、シンガポール、タイ、韓国、フィリピンといった、アジアの国々の10種類のQRコード決に対応しているサービスです。
無料で利用できる決済代行サービス会社の中で、ここまで対応しているはなかなかありません。
なお、楽天ペイとは別で楽天銀行が運営するサービスのため、別途申し込みが必要かつ楽天銀行の口座を持っている必要があります。
楽天ペイ導入時の注意点
ただし、楽天ペイを導入する際は以下のような注意点や条件があります。
楽天銀行以外は振込手数料がかかる
楽天ペイでの決済売上の入金先が楽天銀行以外の場合は、330円の振込手数料がかかります。
また、自動で入金がされないため毎回申請する必要があります。
楽天ペイを利用するなら楽天銀行の口座を開設しておくことをおすすめします。
金額の二度打ちが必要
あなたがAirレジやSquareを使っている場合、AirレジやSquareで売上金額を入力するのとは別に、楽天ペイアプリを立ち上げて金額を入力する二度打ちが必要となります。
AirレジやSquareは、楽天ペイと連携できないためです。
ただ、僕はAirレジをメインで使っていますが、慣れれば問題なく対応できるため今のところ業務には支障は出ていません。
Airレジ使用中で楽天ペイを利用される方は、下記のヘルプページを参考に事前に設定しておくと仕訳処理が楽になります。
カードリーダー導入キャンペーンは3か月以内に1円以上利用実績が必要
カードリーダー導入キャンペーンは、3か月以内に1円以上の利用実績が必要となっています。
もし利用が確認できなかった場合、実費請求となります。
ただし、条件は1円以上なので1回決済を受け付ければよく、ハードルはかなり低いです。
出荷月を含む3ヶ月以内に、カードリーダー端末でクレジットカードまたは電子マネーでの1円以上の決済が確認できない場合は、端末の代金を請求させていただきます。※アプリ決済、au PAYの決済は対象外となります。
楽天ペイ 楽天ペイ カードリーダー0円導入キャンペーンより
事業拡大予定の方はスマレジ・PAYGATE(有料)
多店舗展開や複数ECサイトの運営など、事業規模の拡大を予定されている方は、スマレジ・PAYGATEもおすすめです。
多くの決済に対応
スマレジ・PAYGATEは、株式会社スマレジが提供するマルチ決済端末で、多くの外部サービスと連携でき、拡張機能が豊富です。
たとえば、AirレジやSquareでは実店舗と複数ECサイトとの自動在庫連動はできませんが、スマレジ・PAYGATEなら可能です。
スマレジ・PAYGATEは有料
スマレジ・PAYGATEは月額固定費(3,300円)がかかります。
なお、スマレジのPOSレジアプリの有料プラン(5,500円~/月)を利用している方は月額固定費は、かかりません。
まとめ
Airレジ・Square利用者もnanaco、WAON、楽天Edyを導入可能です。
- 無料で導入したい方:楽天ペイ
- 有料でもいいので外部連携や機能を重視する方:スマレジ・PAYGATE