
キャッシュレス決済を導入するとどんないいことがあるの?



キャッシュレス決済導入を検討しているけどデメリットも把握しておきたいなあ
本記事では、キャッシュレス決済を導入する際のメリット・デメリットと、デメリットを最小限に抑える方法もご紹介します。
キャッシュレス決済のメリット
キャッシュレス決済を導入する主なメリットは、3つあります。
- 売上アップ
- 業務効率化(経費削減)
- 顧客ロイヤリティ向上
これらは、最終的に利益を増やすことにつながります。
①売上アップ
キャッシュレス決済を導入することで、売上アップが期待できます。
理由
- 客数が増える←現金を持たない顧客やインバウンド顧客の取り込みができるため
- 客単価が高くなることが多い←現金よりもキャッシュレス決済の方がお金を使うハードルが下がるため
- データを経営分析に活用し、新たな施策を打ち出せる
②業務効率化
キャッシュレス決済の導入は、業務効率化が期待できます。
理由
- 釣り銭準備やレジ締め作業の負担が減る
- 盗難や紛失のリスクが減る
- 記帳(仕訳)の半自動化←POSレジとの連動で可能
- 経営分析の効率化←売上データが自動的に記録されるため
これらはスタッフの満足度向上につながるため離職率の低下や残業低減となり、人件費削減にも貢献できます。
③顧客ロイヤルティの向上
キャッシュレス決済では、顧客ロイヤリティの向上にも貢献できます。
理由
- レジ待ち時間が短縮
- 決済方法によってポイントがためられる
- 現金を介する感染リスクを減らせる
顧客ロイヤルティの向上によって、リピート客の増加が期待できます。
キャッシュレス決済のデメリット
一方で、キャッシュレス決済を導入するデメリットは以下の点が挙げられます。
- コストの増加
- システムトラブル時や災害時に使えない
- 入金まで時間がかかるものが多い
ただし、これらのデメリットを抑える方法もあるため、あわせて紹介します。
コストの増加
キャッシュレス決済の最大のデメリットは導入や運用にかかるコストです。
導入時には、専用端末の購入やインターネット環境構築、レジ周辺機器などが発生します。
また、運用費用としては決済手数料がかかり、サービスによっては月額固定費のかかるものもあります。
システム障害時や災害時に使用できない可能性
インターネット回線や決済システムに依存しているため、災害時やシステム障害が発生した場合に決済ができなくなるリスクがあります。
端末は精密機器ですので、何らかのトラブルが起こる可能性は十分にありえます。
お金が振り込まれるまで時間がかかる
キャッシュレス決済の場合、売上金が即座に手元に入るわけではなく、決済代行サービスからの入金までに数日かかることが一般的です。
手元の資金が少ない場合は、資金繰りが苦しくなるため非常に大きな課題です。
デメリットを最小化して導入しよう
ただし、上記のデメリットは、決済代行サービスをうまく選べば最小限にすることが可能です。
低コストの決済サービスを選ぶ
決済代行サービスにはさまざまな種類があり、決済手数料や導入コスト、月額固定費が異なります。
まずは、導入コストが安く、月額固定費のかからないAirペイかSquareがおすすめです。
予備の決済手段を用意しておく
次のように予備の決済手段も用意しておくと安心です。
- 現金決済
- 複数の決済代行サービスと契約しておく(予備端末用)
複数の決済手段を用意することで、システムトラブル時にも対応できることが多いからです。
売上入金サイクルの短い決済代行サービスを選ぶ
おすすめは、入金サイクルの早いSquareです。
入金サイクルは最短翌営業日(遅くても週1回)で振込手数料もかかりません。
Airペイも結構早い(月6回)のでおすすめです。
まとめ
キャッシュレス決済導入の際には、コストが発生することや、システム障害時に決済できないなどのデメリットもあります。
しかし、決済代行サービスをうまく選ぶことで、デメリットを最小限に抑えながら、業務効率化や売上アップ、顧客ロイヤルティの向上といった大きなメリットが得ることが可能です。
また、キャッシュレス決済導入にあたり、どんな機器や設備が必要かを理解しておくことも大切です。
次の記事では、「キャッシュレス決済導入に必要な環境や設備」について詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。