決済代行サービスを選ぶときのポイント

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個人事業主

キャッシュレス決済代行サービスを選ぶ時のポイントは?

結論から言うと、事業の内容や状況、目的によって選び方が異なります。

ただし、その中でも外せないポイントがあるので、この記事ではそのような決済代行サービスを選ぶときの大切なポイントを解説していきます。

目次

①導入店舗にインターネット環境があるか

ネットワーク図

キャッシュレス決済のほとんどは、インターネット環境が必須で、本記事もインターネット環境があることを前提に書いています。

インターネット環境が無い方は、まずインターネットを構築することから始めましょう。

もし「インターネット環境が無くてもキャッシュレス決済を導入したい!」と考えている方でも導入できる決済があります。詳しくは以下の記事をご覧ください。

②あなたの業種は導入できる?

決済代行サービスには、業種内容によって制限を設けているものがあります。

とくに、下記のような特定継続的役務(とくていけいぞくてきえきむ)を提供する事業者の方は、基本的に決済代行サービス導入が難しいです。

サービス内容契約期間金額(総額)
エステティック(美容やダイエットなど)1か月以上5万円を超える
美容医療(皮膚や体型の改善など)
語学教室(英語など)2か月以上
家庭教師
学習塾
パソコン教室
結婚相手紹介サービス

ただし、特定継続的役務にも対応している決済代行サービスもあるので、該当する方はこちらの導入を検討しましょう。

③導入・運用にかかるコスト

コスト

キャッシュレス決済にかかるコストは、

  • 「導入時」
  • 「運用時」
  • 「解約時」

にかかるコストがあります。

導入時にかかるコスト
  • アカウント作成費用
  • 決済端末費用
  • インターネット環境構築費用(無い場合)
運用時にかかるコスト
  • 決済手数料
  • 月額固定費
解約時にかかるコスト
  • 解約手数料

とくに、月額固定費がかかるサービスは、決済手数料がやや低めに設定されていたり、機能が充実していたりすることが多いのですが、小規模事業者の方は、それらの要素を考慮しつつ、できるだけコストを抑えられるものを選ぶといいでしょう。

④資金繰りに直結!入金サイクル

入金サイクルの図

入金サイクルは資金繰りに直結するので重要です。

機能性なども考慮しながら、できる限り入金サイクルの早い決済代行サービスを選びましょう。

⑤付加機能

機能性

各決済代行サービスは、業務効率化や集客に役立つ機能があるので、あなたの業務を助けてくれるものを選ぶといいでしょう。

機能の例として

  • LINEやメールでも決済したいならリンク型決済やオンライン請求書が使えるもの
  • クラウド会計システムと連携し仕訳作業の半自動化ができるもの
  • 在庫管理機能が付いているもの
  • ECサイトをつくれるもの
  • POSレジと連携し経営分析に活用できるもの

などがあります。

ちなみにこれらはが対応しています。

⑥対応している決済の種類

導入したい決済があるかどうかも重要です。

たとえば、Squareは銀聯(UnionPay)には対応していません。

中国系の顧客に対応したい場合は、これらにも対応している決済代行サービス(Airペイなど)を選ぶ必要があります。

UnionPay(銀聯)QRコード
UnionPay(銀聯)QRコード

事業スタイルに合ったサービスを選ぼう

キャッシュレス決済代行サービスを選ぶ際は、少なくとも以下の点が大切であることを解説しました。

  • インターネット環境の有無
  • 導入できる業種か
  • 導入・運用にかかるコスト
  • 資金繰りに直結!入金サイクル
  • 機能性
  • 対応している決済種類

これらの点を踏まえながら、あなたの事業スタイルに合ったキャッシュレス決済代行サービスを選びましょう。

もし、どれがいいか迷っている方は、低コストで機能性の高いから検討されてみるのがおすすめです。

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