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スマホでクレジットカード決済を受け付けできるタッチ決済とは?どのサービス会社がおすすめか徹底解説!

記事には一部PRが含まれることがあります
目次

手持ちのスマホがカードリーダー端末に!

スマホでタッチ決済
引用:Square公式ページ
iPhoneのタッチ決済
引用:Airペイ公式ページ
iPhoneのタッチ決済 ウェアラブル端末
引用:Airペイ公式ページ

スマホを端末にするタッチ決済とは、あなたがお持ちのスマホをカードリーダー端末として利用できるシステムです。

お客様は、タッチ決済に対応した「クレジットカード」や、それと紐づいたスマホやウェアラブル端末に入っている「Apple Pay」「Googleウォレット」で会計をすることができるようになります。

スマホをタッチ決済端末にするメリット

追加費用無しで手軽に始められる

スマホを持っていれば、追加費用無しでいつでもどこでもキャッシュレス決済を導入できます。

その他の決済端末や現金の持ち運びが不要です。

外回りや屋外の仕事で、あまり荷物を持ち歩けない業種の方におすすめです。

Square公式ページでは人力車の車夫の例が紹介されていますね。

引用:Square公式ページ

非接触なので衛生的

タッチ決済のため、カードや現金の受け渡しが無いため衛生的です。

お客様の取りこぼしを防げる

現金の持ち合わせがないお客様の会計も受け付けられるため、売上機会のアップにつながります。

また現金を使わないので会計がスムーズに終わることや、お客様はカードのポイントを貯められるため、お客様の満足度も上がります。

現金管理の手間が減る

現金を扱う必要が無いため、釣銭渡し間違いのリスクが無くなります。

スマホをタッチ決済端末にするデメリット

決済手数料がかかる

他のキャッシュレス決済と同じように、スマホを端末にするタッチ決済も決済手数料が必要です。

しかし、特別高いわけではなく各社の最低水準の決済手数料で設定されています。

決済方法が限られる

スマホを端末にしてタッチ決済を受付できるのは、タッチ決済に対応した「クレジットカード」か、クレジットカードと紐づけられた「Apple Pay」「Googleウォレット」に限られます。

電子マネー(交通系ICカード等)では決済できません。

ただし、タッチ決済ではありませんがQRコード決済を別で導入することは可能です。

タッチ決済できる金額の上限がある

スマホを端末にしたタッチ決済は、1回あたり15,000円までの上限があります。

これは意図しない、あるいは悪用による高額決済を防ぐためです。

15,000円以上のカードを使ったタッチ決済では、お客様のサインが必要となるため、やや利便性が下がります。

導入できるスマホ端末

AndroidとiPhone

スマホに搭載されているOSが古すぎると導入ができないので注意が必要です。

iPhoneのタッチ決済

iPhoneのタッチ決済は、iPhoneを決済端末として使います。

決済サービスのAirペイタッチ、Square、stera tapはいずれもiPhoneのタッチ決済に対応しています。

最新のiOSを搭載したiPhone XS以上が対応しています。

iPhoneのタッチ決済が使える端末

iPhone:最新のiOSを搭載したiPhone XS以上が対応

【iPhone XS以上とは】
iPhoneXR、11~
iPhoneSE2~

iPhoneX、iPhone8以前は使えません。

Tap to Pay on Android

androidスマホを使ったタッチ決済は、「Tap to Pay on Android」と呼ばれます。

Android 9以上を搭載し、NFC機能が付いているAndroidスマホに導入できます。

決済サービスのSquare、stera tapがTap to Pay on Androidに対応しています。

Tap to Pay on Androidが使える端末

Android 9以上を搭載し、NFC機能が付いているほとんどのAndroid端末

スマホをタッチ決済端末にできる決済サービスは3つ

現在、日本国内でスマホでタッチ決済を使える決済サービスは3社から出されており、どれも無料で導入可能です。

  • Airペイタッチ(リクルート)
  • Square スマホでタッチ決済
  • stera tap
スクロールできます
導入可能端末対応決済決済手数料その他費用POS連携
AirペイタッチiPhone4種類
VISA MasterCard JCB アメリカンエキスプレス
3.24%無し
SquareiPhone
Android
6種類
クレジットカードの6大国際ブランド
3.25%
stera tapiPhone4種類
VISA MasterCard JCB アメリカンエキスプレス
VISA,MasterCard:2.7%
JCB,Amex:3.24%
×
Android2種類
VISA MasterCard
2.7%

Airペイタッチ

Airペイタッチ
引用:Airペイタッチ
  • 対応端末:iPhone
  • 対応決済:4種類
  • 決済手数料:3.24%
  • 申込み完了から最短15分で利用開始(VISA、MasterCard)
  • POS連携:〇

リクルートの決済サービス「Airペイ」を導入していればすぐに利用できます。

国内の主要な4カードブランドに対応し、決済手数料が3.24%と最低水準です。

AirペイタッチとAirレジを連携することもできるため、売上分析や在庫管理なども利用できるほか、会計システムと連動できるので会計入力も楽です。

また、申し込みから15分程度で利用開始できるため(VISA、MasterCard)、急きょ必要な時は助かります。

ただし、Airペイタッチを導入できるのはiPhoneだけです。iPadやAndroidスマホには導入できません。

Square スマホでタッチ決済

Square スマホでタッチ決済
引用:Square公式ページ
  • 端末:iPhone、Android
  • 対応決済:6種類
  • 決済手数料:3.25%
  • 申し込みから最短当日利用開始
  • POS連携:〇

Square スマホでタッチ決済は、「Squareアカウント」を持っていれば利用できます。

決済手数料は3.25%と他よりもやや高めですが、iPhone、Androidスマホどちらにも導入でき、国際6大ブランドに対応しています。

また、Squareアカウント作成から最短当日でクレジットカード(VISA,MasterCard,AMEX)決済を利用できるので、急きょキャッシュレス決済が必要となった方にもおすすめです。

SquareのPOSシステムとも連携しているので、スマホ1台で売上管理や在庫管理、クラウド会計システムへの自動入力が可能です。

stera tap

stera tap
引用:stera tap公式ページ
  • 端末:iPhone、Android
  • 対応決済:iPhone4種類、Android2種類
  • 決済手数料:3.24%(VISA、MasterCardは2.7%)
  • POS連携:×

stera tapは、iPhone、Androidどちらにも導入でき、VISA・MasterCardに限っては決済手数料が2.7%と最安です。

ただし、stera tapはあまりおすすめしません

下記の通り、決済手数料以外のメリットが少ないからです。

stera tapをおすすめしない理由
  • POS機能が無い
  • Androidスマホが対応する決済は、VISAとMasterCardの2種類だけ
  • 三井住友銀行以外は、振込手数料が220円かかる
  • iPhone、Androidはそれぞれ別アカウントで申込みが必要

とくにPOS機能が使えないのは大きなデメリットです。

POS機能が使えないと、売上分析や在庫管理、顧客管理、会計システムの自動仕訳ができないからです。

POS機能を追加する場合は別で用意する必要があり、追加料金や金額の2度打ちの手間が発生します。

stera tapは、とにかく決済手数料だけを重視したい方におすすめと言えます。

iPhoneユーザーはAirペイタッチとSquareの両方導入がおすすめ

あなたがiPhoneユーザーなら、Airペイ(エアペイ)タッチとSquare両方を導入するのがおすすめです。

AirペイタッチはiPhoneのみ対応しているため、Androidスマホをお持ちの方はSquareだけの導入でOKです

対応決済の幅が広がる

Airペイで対応できるカードブランドは4種類ですが、Squareは6種類に対応しているため、対応決済の幅が広がります

基本的にAirペイタッチを使う場合でも、同じスマホにSquareアプリを入れておけば、いざという時にすぐに対応することが可能です。

片方のアプリが決済できない時のリスク対策

アプリの不具合でタッチ決済ができない場合、もう片方のアプリを使えれば、決済ができないリスクを減らすことができます。

もしスマホ自体に不具合が起こったら、あきらめて現金決済に切り替えるしかありませんが…

POS機能を無料で使える

AirペイタッチやSquareでしたら、スマホ1台でタッチ決済もPOS機能も無料で使えるので便利です。

steraは、VISAとMasterCardの決済手数料は2.7%と安いですが、POS機能が使えません。

POS機能が無いと、売上・在庫・顧客分析ができなかったり、会計システムとの自動連動が使えず不便です。追加で使う場合は、有料だったり金額の2度打ちの手間も発生します。

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