Square(スクエア)の決済手数料を詳しく解説します。
決済手数料 | 決済シーン・機能 | 対応決済 | |
---|---|---|---|
2.5% | 対面 | ||
3.25% | |||
オンライン | Square請求書 | ||
3.6% | Squareオンラインビジネス Squareリンク決済 Squareサブスクリプション eコマースAPI | ||
3.75% | カード情報の手入力 保存済みカード情報の入力 Squareブラウザ決済 |
4パターンの決済手数料
Squareの決済手数料は、利用するシーンや機能で3つに分けられています。
- 対面:VISA・MasterCardは2.5%
- 対面(VIS・MasterCard除く)・Square請求書:3.25%
- オンライン:3.6%
- 事業者による代行決済:3.75%
2.5%:VISA・MasterCardの対面取引
VISA・MasterCardの対面取引の場合、2.5%となります。
(2024年11月1日より)
3.25%:対面決済(VISA・MasterCard除く)・スクエア請求書
決済手数料が3.25%となるのは、対面決済(VISA・MasterCard除く)とSquare請求書で決済した場合です。
対面決済
店頭販売など、直接お客様とやりとりする決済です。
Squareの対面決済では、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済(PayPay)が使えます。
その他の決済はすべて、クレジットカードのみとなっています。
Square請求書を使った決済
Square請求書は、請求書をお客様にメールやSNS等で送信し、そのままオンライン上で会計もできる機能です。
Squareのオンライン決済機能の中では唯一3.25%です。
3.6%:オンライン決済
お客様ご自身でカード情報を入力するオンライン決済が対象です(Square請求書除く)。
- Squareオンラインビジネス
- Squareリンク決済
- Squareサブスクリプション
- eコマースAPI
Squareオンラインビジネス
Squareオンラインビジネスは、Squareで無料で作れるECサイト(ネットショップ)のことです。
ここを経由して販売した場合、3.6%の決済手数料が発生します。
Squareリンク決済
Squareリンク決済とは、特定の商品を不特定多数に販売するときに便利な機能です。
決済ボタンを自社ECサイトに設置したり、DMによる決済URLリンクを送信したりできます。
Squareサブスクリプション
Squareサブスクリプションとは、自動で継続課金できる決済で、次のどれかを使って利用します。
- Squareオンラインビジネス
- Squareリンク決済
- Square請求書
このうち、決済手数料が3.6%となるサブスクリプションは、SquareオンラインビジネスとSquareリンク決済を使った場合です。
なお、Square請求書のサブスクリプションだけ3.75%となっています。
eコマースAPI(普通は使わない)
eコマースAPIとは、ECシステム(ネットショップ)に関する機能やデータなどを、異なるシステム間で共有する仕組みです。
SquareのeコマースAPIは、ECサイト(ネットショップ)にSquareの決済機能を組み込む方法などがあります。
ただし、ECサイトを構築する開発者向けの機能ですので、通常は使うことはありません。
3.75%:事業者側でカード情報を使用
決済手数料が3.75%となるのは、お客様から預かったカード情報を事業者が利用して決済を行う場合です。
- 電話等でお客様からカード情報を聞き取り、決済画面に事業者が直接手入力する場合
- Squareに保存済みのカード情報を事業者が利用して決済する場合
カード情報を預かって利用するのは、決済手数料が高く、セキュリティの観点から個人的にあまりおすすめしません
お客様からカード情報を聞き取り手入力する場合
お客様からカード情報を聞き取り、事業者が直接決済画面に手入力する場合です。
電話でのやり取りで、そのまま決済を行いたい場合などに便利です。
Squareに保存されたカード情報を使用する場合
お客様が過去のオンライン会計でSquareにカード情報を保存した場合、その保存情報を事業者が使って決済を行うことが可能となります。
たとえば、Square請求書の継続課金(サブスクリプション)でこの機能を使うと、毎回お客様はカード情報をする必要がなくなり、入力の手間を省くことができます。
勘違いしやすいですが、保存したカード情報はお客様が次回使えるわけではなく、あくまで事業者が利用するためのものです。お客様が決済操作する場合は、毎回入力が必要です。