決済サービスのSquare(スクエア)を利用するにあたってかかるコスト(費用)を解説します。
※本記事では、コスト=費用(お金)の意味で使っています。
- Square導入時のコストはタブレット端末や決済端末にかかる費用
- 決済端末は安い(4,950円~)
- Squareの運用コストは決済手数料だけ
Squareは非常に低コスト
Square(スクエア)は、最も低コストで利用できる決済サービスの一つです。
キャッシュレス決済にかかるコストを次の3つに分けて解説します。
- 導入コスト(アカウント作成、決済端末、POSレジアプリ導入端末)
- 運営コスト(決済手数料、振込手数料、有料プラン)
- 解約コスト(解約手数料)
導入時のコスト
導入時にかかるコストは、タブレットや決済端末の購入にかかる費用です。
アカウント作成は無料
Squareを利用するためにアカウントの作成が必要ですが、無料で作成できます。
スマホやタブレット端末の費用
Squareの決済は、タブレットやスマホが必要です。
あなたのご自宅にiPad(iOS 14以降)やAndroid(Android 7以降)のタブレット、スマホが余っていれば、それを使うことができます。
決済端末の費用
Squareリーダー
Squareターミナル
Squareスタンド
Squareレジ
店頭販売のように対面決済では、キャッシュレス決済端末が必要となり、別途費用がかかります。
ただし、カードリーダーは4,950円でかなり安価です。
ちなみに、手持ちのスマホを決済端末にできる、Squareの「スマホでタッチ決済」機能を使えば決済端末も不要です。
運営コスト
Squareの運営コストは、決済手数料だけです。
必要に応じて有料プランも選択可能です。
決済手数料は3.25~3.75%
Squareの決済手数料は、決済シーンによって異なり、3.25%~3.75%です。
- 対面決済:3.25%
(2024年11月1日からVISA・MasterCardは2.5%) - Square請求書:3.25%
- オンライン上で、お客様がカード決済した場合:3.6%
- オンライン上で、事業者がカード情報を手入力または保存済みのカード情報を使って決済した場合:3.75%
振込手数料は無料
Squareでは、キャッシュレス決済で売り上げた金額を振り込んでもらうための振込手数料は無料です。
有料プラン
Squareには機能ごとに有料プランの設定されているものがあります。
ただし、基本的に小規模の個人事業主であれば無料プランで十分です。
有料プランは、事業規模が大きくなった時など、これまでの機能では物足りないときに選択するものだからです。
たとえば、複数の店舗間の在庫管理ができる、リテールPOSレジアプリのプラスプランなどがあります。
通信機器や通信料がかかる
Squareに限らずモバイル型のキャッシュレス決済は、Wi-Fiなど電波がつながっている必要があります。
Wi-Fi機器やプロバイダ料金などがかかります。
解約コストは無料
Squareのアカウントを解約(無効化)するための手数料はかかりません。
まとめ:最低限かかるコストは決済手数料だけ
タブレットやインターネットにかかる費用を除けば、Square導入にかかるコストは決済手数料で、非常に低コストです。
対面決済に必要な決済端末も、4,950円からとかなり安いです。
Square利用にかかるコスト
- 導入コスト
アカウント作成:0円
決済端末:4,950円~ - 月額固定費:0円~
- 振込手数料:0円
- 決済手数料:3.25%~3.75%
- 解約手数料:0円