僕はキャッシュレス決済サービスは当初、Airペイ(+AirペイQR)だけ導入していたのですが、カードリーダーのトラブルでお客様にご迷惑をかけた経験があります。
そこで代替手段を持つために、Squareと楽天ペイを追加で導入しました。
さらにうれしい誤算があり、SquareはLINEやメールでも会計ができる決済サービスがあり、業務上かなり助かっています。
約5年間使っていて、この組み合わせは本当に便利なので、ぜひ紹介したいと思います。
キャッシュレス決済サービスはリスク分散のためできれば複数契約をしておきましょう
おすすめの組み合わせ。Airペイ/AirペイQRとSquare
僕がおすすめする決済代行サービス会社の組み合わせは、Airペイ/AirペイQRとSquareです。
理由はコストの低さと組み合わせることで弱点がほとんど無くなるからです。
コストが低い
導入費用は最安の場合4,980円
Airペイ/AirペイQR、Squareどちらも導入コストが極めて低いです。
Airペイは、無料キャンペーンを利用すれば導入コスト(iPadとカードリーダー代)はかかりません。
また、Squareはカードリーダー代4,980円だけです。
月額固定費0円
Airペイ/AirペイQR、Squareともに月額利用料はかかりません。
それぞれの弱点を補いあえる
Squareの対応決済の少なさをAirペイ/AirペイQRでカバー
Squareは対応決済の種類が少なく、インバウンド対応にやや弱いです。
しかし、対応決済が豊富なAirペイ/ AirペイQRがあれば、これらの弱みを補うことが可能です。
会計時に決済ができなくて困ることはほとんどありません。
クレジットカード | |
---|---|
電子マネー (交通系IC、QUICPay、iD) |
QRコード決済 |
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クレジットカード | |
---|---|
電子マネー (交通系IC、QUICPay、iD) | |
QRコード決済 |
AirペイではできなかったLINEやメールでの決済がSquareで可能
Squareの強みの一つに、無料で使えるオンライン決済機能があります。
たとえば、LINEやメールでリンク型決済をお客様に送ってそのまま画面上で会計していただいたり、オンライン請求書や見積書を遅れたりするなど非常に便利です。
Airペイはこのようなオンライン決済機能はほぼ無いため、Squareを導入することでカバーできます。
連携できるため新たな手間が増えない
POSレジアプリの「Airレジ」は、Airペイ/AirペイQR/Squareそれぞれに連動できます。
つまり、会計時はAirレジだけ操作をするだけで、それぞれが自動で立ち上がるため金額の2度打ちや新しくアプリを開く手間がかかりません。
(SquareのPOSレジを使う場合は、POSレジとキャッシュレスサービスそれぞれ2度打ちの会計が発生します)
Airペイ/AirペイQR | Square | |
---|---|---|
導入費用 | キャンペーン中は無料 (iPad、カードリーダー) | カードリーダー:4,980円 |
維持費(月額固定費) | 無料 | 無料 |
インバウンド対応 | 〇(銀聯など) | △(QRコード決済のみ) |
決済種類 | QRコード決済豊富 | 少ない |
オンライン決済機能 | なし | 請求書 ECサイト | リンク型決済
Airレジ(POSレジ) との連動 | 〇 | 〇 |
クラウド会計ソフト連動 | (Airレジを介して) マネーフォワード freee 弥生会計 FX | マネーフォワード freee |
Airペイ/AirペイQRとSquareの組み合わせができないこと
実在庫とECサイトの在庫連動は期待できない
実店舗とECサイトとの在庫連動は弱いです。
AirレジはECサイトとの自動在庫連動はできないため、Airレジをメインに使用する場合は、自動在庫連動は諦めるしかありません。
SquareのPOSレジで会計を行う場合、Squareオンラインビジネス(無料オンラインショップ作成サービス)かカラーミーショップのオンラインショップ内の在庫と連動が可能です。
ただし、カラーミーショップは有料(4,950円~/月)なうえ、Squareとの連携に追加料金(4,125円 ~/月)がかかりコストの負担が大木です。
また、Squareオンラインビジネスは機能的に使いづらいので本格的な利用はあまりおすすめしません。
実店舗と本格的なネットショップとの在庫連動を考えている方は、STORESやスマレジがいいでしょう。
一部電子マネーに非対応
waon、nanaco、Edyに非対応です。
ただし、こちらについては利用者はそれほど多いことや他の決済手段も持っている方がほとんどですので、無くても困ることはありません。
Airレジ、Squareどちらをメインに使用するか?
Airペイ/AirペイQRとSquareを組み合わせて使う場合、どちらのPOSレジ、つまりAirレジかSquareどちらをメインで使用するかを決めておく必要があります。
Airレジをメインに使用する方が良い方
- Airペイの無料キャンペーンでiPadを借りている
- 会計2度打ちによる手間やミスを無くしたい
- 会計システムは弥生会計、FXを使っている
- インバウンドのお客様が多い
とくにAirペイの無料キャンペーンを使う場合は、Airレジをメインで使う方が無難です。
Airペイを定期的に利用していないと契約を解除されることがあるからです。
Squareをメイン使用する方が良い方
- Squareオンラインビジネス(Squareの無料EC作成サイト)と実在庫との在庫連動がしたい
- 入金サイクルを重視している(SquareはQRコード決済含め、最短翌営業日入金)
- カード決済を中心にして決済手数料を安くしたい(SquareのVISA・MasterCardの決済手数料は2.5%)
僕は2度打ちはなるべく避けたいので、AirレジをメインのPOSレジとして使っています!
Airペイ/AirペイQR×Squareの組み合わせがおすすめの個人事業主とは
Airペイ/AirペイQRとSquareの組み合わせがおすすめの個人事業主は次のような方です。
- 多くの決済に対応したい
- メールやLINEでも決済したい
- なるべくコストをかけたくない
- 実在庫とECサイトとの在庫連動は無くてもいい
ECサイトとの在庫連動や豊富な外部連携を求める方は別の組み合わせも検討
もし、ECサイトと実在庫との在庫連動を考えている場合は、月額利用料はかかりますが、STORESやスマレジをメインにして、サブとしてAirペイやSquareを導入しておくのがいいでしょう。
Airペイ、Squareのキャンペーン情報
Airペイキャンペーン情報
>>【Airペイ】キャッシュレス導入0円キャンペーンの詳細はこちら
(https://airregi.jp/payment/campaign/cashback/201704/)
2024年12月より「決済手数料ディスカウントプログラム」実施中!
クレジットカード決済手数料3.24%→2.48%へ
2024年11月1日よりMasterCardとVISAの決済手数料が3.25%→2.5%になりました!
Airペイ/AirペイQRのSquareの詳細は次の記事で解説しています。