【Square】実際に使ってわかった!メリット・デメリット徹底解説。個人事業主におすすめ?

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【Square】実際に使ってわかった!メリット・デメリット徹底解説。個人事業主におすすめ?
個人事業主

Squareって実際どうなの?デメリットも知っておきたい

そんな方に、僕(小規模個人事業主)がSquareを実際に使って感じた「本当のメリット・デメリット」をまとめました。

この記事で、あなたの業態に合っているか判断材料にしてください。

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この記事でわかること
  • Squareが自分の業態に合っているかわかる
  • 他社サービスと何が違うのか明確になる
  • 導入すべきかどうか判断できる
目次

Squareのメリット:小規模事業者に嬉しい機能とは?

Squareのメリットは非常に多く、中でも

  • 入金サイクルの早さ
  • 低コスト
  • 無料で使える機能
  • 導入スピードの早さ
  • 決済端末の種類

は他社サービスを寄せ付けない強みとなっています。

入金サイクルが早い

入金サイクルの早さは、Square最大のメリットの一つです。

Squareの入金サイクルは業界最短で、最短翌営業日に入金してもらえます。

遅くても週1回入金のため、資金繰りが非常に楽です。

他の決済代行サービスはQRコード決済が月1回に対して、Squareはクレジットカード、交通系電子マネー、​QRコード決済​入金タイミングは​すべて​同じです。

Square入金サイクル

みずほ銀行、三井住友銀行の場合:最短翌日(土日祝除く)

上記以外:毎週金曜日

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低コスト

導入費用・運用費用が無料

タブレット端末や決済端末を導入する場合を除き、Squareでは決済手数料以外の導入費・維持費がかかりません

決済端末を購入する場合でも4,980円からと非常に安いです。

また、月額有料プランもありますが、小規模の個人事業主であれば無料プランで十分なため、通常は固定費はかかりません。

カード決済手数料が2.5%(中小企業対象)

クレジットカードの対面決済手数料が2.5%で業界最安水準です。

キャッシュレス決済のうち約8割がクレジットカードですので、カード決済手数料はコストに大きく影響します。

我が国のキャッシュレス決済額及び比率の推移(2023年) 経済産業省資料
出典:我が国のキャッシュレス決済額及び比率の推移(2023年) 経済産業省資料

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多くの機能を無料で利用できる

Squareは豊富な機能を無料で利用できます。

とくに非対面のオンライン決済機能が豊富です。

無料
  • Square請求書
  • Squareリンク決済
  • 顧客管理(Square顧客リスト)
  • スマホでタッチ決済
  • ブラウザ決済(カード情報を手入力可)
  • POSレジ
  • 売上データ分析
  • ECサイト作成(フリープラン)
  • レストランPOSレジ(フリープラン)
  • リテールPOSレジ(フリープラン)
  • 予約管理(フリープラン)
  • スタッフ管理
  • ギフトカード

僕はLINE上で決済してもらう時に「Square請求書」をフル活用しています

審査・導入スピードが早い

Squareは、導入スピード非常に早いです。

最短で申込み当日からクレジットカード決済(VISA、MasterCard、AMEX)を使うことが可能です。

イベント等で急にキャッシュレス決済が必要になった時でも、間に合わせることができます。

僕の場合は、Squareアカウントを登録した数分後から利用可能(VISA/MasterCard/AMEX)になりました。

導入日数決済種類
即日VISAMasterCardアメックス
1~2日iD
3~4日JCB ダイナースクラブ
ディスカバー 交通系電子マネー ic
5~6日QUICPay
30日以内メルペイメルペイ楽天ペイPayPay ペイペイ
d払いd払いd払い

フォームの送信後、1〜2営業日以内に審査結果をお知らせいたします。さらに追加情報が必要な場合には、改めてメールにてご連絡いたします。

Square アカウントの申込審査に関するFAQより

導入に必要な日数や審査について教えてくれますか?

アカウント作成後、VISA、Mastercard、American Expressは最短当日からお取り扱いいただけます。

JCB、Diners Club、Discover(追加3ブランド)は、登録店舗ごとに株式会社ジェーシービーによる追加審査が必要ですが、申請から最短3日でお取り扱いが可能です。

また、Squareでは前年度の実績がない事業や、カード決済額の見込みが少ない事業でもカード決済をご利用いただけます。また、事業規模や実績による手数料の違いもありません。他社サービスをご利用いただけなかった方も、まずはアカウント作成をおすすめします。

Square よくあるご質問

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決済端末が豊富でおしゃれで価格も良心的

Square専用の決済端末は4種類(有料)です。すっきりしたおしゃれなデザインです。

値段も4,980円(カードリーダー)からとリーズナブルです。

Squareリーダー

Squareターミナル

Squareスタンド

Squareレジ

手持ちのスマホ(iPhone・Android)があれば、無料でタッチ決済端末にすることも可能です。

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連携可能な外部サービスが多い

Squareは様々な外部のサービスと連携が可能です。

とくに、クラウド会計ソフトは会計入力をほぼ自動化できるので非常に助かっています。メジャーなマネーフォワードとfreeeと連携ができるので安心です。

連携サービス外部サービス例
会計ソフトマネーフォワード、freee
POSレジAirレジ、スマレジ、Bionly、ユビレジ、poscube、Orange Operation、BCPOS、メガネの​レジ、StarPOS CS
在庫連動カラーミーショップ、Zaico
予約システムThreease Pro
モバイルオーダーfunfo

Squareのデメリット:導入前に知っておきたい注意点

Squareのデメリット(弱み)は、対応決済の少なさや手数料がやや高いことなどがありますが、最近はこれらも改善されつつあります。

対応決済がやや少なめ

クレジットカードクレジットカードのブランド
電子マネー
(交通系IC、QUICPay、iD)
交通系IC電子マネー
QUICPay ID アップルPay
QRコード決済PayPayロゴ1楽天ペイメルペイ
au payアリペイWeChat Payd払い
Squareが対応している決済

Squareは、クレジットカード(6種)、電子マネー、QRコード決済(7種)に対応しています。

ただし、中国で最も使われている銀聯カードには対応していないため、インバウンド対応するならAirペイなどと併用する方が良いでしょう。

※QRコード決済はPayPayだけに対応していましたが、2024年9月25日より対応決済が7種に広がりインバウンドにも対応できるようになりました

対面決済の決済手数料がわずかに高い

Squareの決済手数料
  • 対面決済
    クレジットカード:2.5%
    電子マネー、QRコード決済:3.25%
  • Square請求書:3.25%
  • オンライン上で、お客様がカード決済した場合:3.6%
  • オンライン上で、事業者がカード情報を手入力または保存済みのカード情報を使って決済した場合:3.75%

Squareの対面決済のカード決済手数料は、2024年11月と2025年1月に2.5%に引き下げられ、業界最低水準の2.5%となっています。
(オンライン上での決済は3.25%~3.75%)

同じ無料で使えるサービス「Airペイ」ではカード決済手数料が2.48%となっており、わずかにSquareの方が高めです。

ただ、デメリットと言えるような差ではありません。

スクロールできます
クレジットカード電子マネーQRコード決済月額料金
Airペイ2.48%3.24%0.99%(COIN+) 3.24%(その他)無料
Square2.5%
(オンライン)
3.25%3.25%無料
STORES 決済1.98~2.38%1.98%(交通系)3.24%(QUICPay+, iD)3.24%3,300円
(スタンダードプラン)
2.48%無料
(フリープラン)
PAYGATE1.98~2.48%3.24%2.00%3,300円~
アルファポータブル2.48%3.2%〜3.5%〜無料
stera pack1.98~2.48%3.24%3.24%3,300円
(初年度無料)
楽天ペイ2.48%2.2%~
(楽天ペイ)
3.24%
無料
(ライトプラン)
PayPay(直接契約)1.98%無料

トレーニングモード(テストモード)がない

Squareはトレーニングモードがありません。

代わりに、Square公式ページでは1円のテスト決済(1〜2回程度まで)が紹介されています。

決済後は速やかに取消をすれば大丈夫です。

Squareでは、テストモードをご用意しておりません。Square リーダー、Square スタンドもしくはSquare ターミナルがお手元に届いたら、実際にお客さまのカード決済を受け付ける前に、ご自身のクレジットカードで1円のテスト決済をお試しすることをお勧めします。

注意:
テスト決済のあとは、払い戻しまで行ってください。下記の操作を行うと、実際に決済が成立します。決済完了後、該当のお取引を払い戻しすることによりお取引は相殺されます。お取引は取引履歴に反映されると削除することができませんのであらかじめご了承ください。

テスト決済は、1円で1〜2回程度にとどめてください(自店売上は、加盟店規約で禁止されています)。

引用元:Squareサポートページ Squareの決済端末でテスト決済をする

サポートがやや弱い印象

Squareの本体は米国企業のため、Airペイなどのように日本式のきめ細かなサポート対応を期待している方は少し物足りないことがあるかもしれません。

一応、Squareは複数のサポートチャネルがあります。

  • 電話(10~18時 土日祝も営業。年末年始を除く)
  • メール
  • 加盟店コミュニティ
  • 自動サポートチャットボット
  • ヘルプセンター(ヘルプ画面)

ただし、加盟店コミュニティでは、質問が投稿されてから2週間以上経っても、ほったらかしにされている質問がちらほら見られます。

急いでいるときは、電話やメールが確実と思われます。

また一度、2023年9月にSquareのシステムがダウンして使えなくなったことがあり、この時はサポート電話の受付が打ち切られていたことがありました。

このようなトラブルはめったにありませんが、Squareが使えなくなった時の対処法として、他の決済サービスを代替手段として準備しておくのが良いでしょう。

僕はストアーズ決済、Airペイ、楽天ペイも契約しているので今のところトラブル時も困ったことはありません

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PC管理画面が重たい

管理画面(Squareデータ)をパソコンで開くと重たいです。

サーバーの問題かセキュリティ上の仕様のためかわかりませんが、画面の遷移に少し待たされることが多いです。

ただし、スマホアプリはサクサク動くので、アプリで操作するのもおすすめです。

Squareオンラインビジネス(ネットショップ)はあくまで簡易的なサービス

無料でECサイトを開設できるSquareオンラインビジネスがありますが、本格的なECサイトを作るのは期待しない方がいいかもしれません。

下記の点で、お客様の利便性があまり良くないからです。

  • 画面の遷移が重たい
  • 送料の細かな設定ができない
  • 決済方法はクレジットカードだけ

あくまで簡易的なECサイトを作りたい方向けです。

多機能なECサイトを無料で開設したいたいなら、ストアーズやYahooショッピングがおすすめです。

UIがアメリカ仕様

国内のサービス(AirペイやSquareなど)と比べると、画面の操作や表示のしかたが少し分かりづらく、慣れるまでは使いにくいと感じるかもしれません。

たとえば、顧客情報を登録するときに、名前の「姓」と「名」が逆に入力されてしまうこともありました。

まとめ:Squareは個人事業主にとって非常に使いやすいサービス

メリットデメリット
・初期費用・月額無料(低コスト)
・入金サイクルが早い(最短翌営業日)
・導入スピードが早い(最短当日)
・決済端末がおしゃれ・低価格
・外部サービスとの連携が多い(会計・予約・在庫など)
・対応決済がやや少なめ(特に銀聯カード)
・電子マネー・QR決済の手数料がやや高め(3.25%)
・テスト決済モードがない(実際に1円決済が必要)
・サポートがやや弱い(米国企業仕様)
・PC管理画面がやや重たい
・ネットショップ機能が簡易的(本格運用には不向き)
・UIがやや使いにくい(日本式と違う部分あり)

Squareは「低コスト」「早い入金サイクル」「豊富な決済機能」が揃った、個人事業主にとって非常に使いやすいサービスです。

対応ブランドがやや少ないことやUIのクセなどデメリットもありますが、それ以上に「低コスト」「早い入金サイクル」「豊富な決済機能」が大きな魅力です。

とくに、オンラインでの請求やSNS・メールでの決済を行いたい方には、Square請求書やリンク決済がとても便利で、これだけのために導入する価値があります。

また、あなたが別の決済代行サービスを使用中でも、決済端末が使えなくなった時のサブ決済としてSquareを契約しておくこともおすすめです。

僕は、Airペイと一緒に導入することで、キャッシュレス決済に関して業務上困ることがほとんどなくなりました

導入を迷っている方は、「とりあえず使ってみて、合わなければやめる」くらいの気持ちで始めてもOKなので、まずは無料アカウントを作成して試してみるのがいいでしょう。

以下の記事ではアカウントの作成手順を丁寧に解説していますので、あわせてお読みください。

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Squareについてもう少し知りたい方は以下の記事をご覧ください。

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